みんなの憧れサラサラヘアー

誰もが憧れるサラサラヘアー。女子力の象徴って感じですよね。お菓子のCMでおいしそうなチョコレートが映されるように。掃除機のCMではピッカピカになったフローリングが映されるように。ヘアケア商品のCMでは必ず光り輝いたロングヘアーがなびいています。

でも「同じ商品を使ってもCMのようにならない」と疑問に思うこと無いですか?どうやったら同じようにサラサラツヤツヤになるのでしょう・・・。「画像はイメージです」という注意書きさえもイライラしてしまいます。せっかくこのサラサラヘアになりたくて買ったのに!

実はサラサラヘアーを作るための秘密は、ちょっとした工夫にありました。まずは髪の構造を知ることでより一層分かりやすくなります。なのでちょっと髪についてお勉強・・・。どれも知っていれば女子会で自慢できること間違いなしの知識ですよ。最後には、私のボサボサヘアがサラサラヘアに大変身・・・!?

【画像付き解説】髪は海苔巻き!?

そもそも髪ってどういう構造なのかご存知でしょうか。髪の構造を知ることで「なるほど、だからこうやってケアするのか」と納得できますよ。

一言で言えば髪とは海苔巻きです。海苔の上に酢飯、海鮮を巻いて・・・。海苔が破れないように巻くのって経験とコツが必要。酢飯の量や具の量にもかなり神経を使います。髪も同じ。海苔も酢飯も具も、どれもバランスが大切。

D-5

髪の断面図解説

キューティクル・・・海苔巻きの「海苔」のパーツ。髪の一番外側で、うろこ状になっている。しっかり閉められたコルクのように、しっかり引き締まっていれば髪の水分が逃げることも少なくなる!

コルテックス・・・海苔巻きの「酢飯」のパーツ。髪の大部分がこのコルテックス。理想的な髪とは、キレイに酢飯がつまっているような状態。

メデュラ・・・海苔巻きの「具」のパーツ。隙間の無い状態が理想的で、隙間が多いと白っぽく髪がスカスカした印象に見える。

この3つで構成されているわけです。どれかひとつ、手を抜いてしまうと海苔巻きってまずくなります。海苔が破れていても見た目が悪く食べにくい。酢飯が少ないと食べごたえがないですよね。そして今回注目するのは海苔にあたるキューティクル!キューティクルはまさに、海苔のように破れやすく繊細なパーツなのです。

そして、キューティクルが傷つく・破れる=髪の内部にダメージが伝わるというように悪い連鎖が発生してしまいます。髪をよくするのも、悪くするのも、全てはまずキューティクルにかかっていると言えるでしょう。キューティクルの輝きは「天使の輪っか」と呼ばれることも多いです。輝き方の例えではありますが、天使級に大切にしなくてはならないパーツだという意味も含まれているのかも・・・?

【ダメ、ぜったい】キューティクルの苦手なこと

髪にはいくつか弱点があります。例えばキューティクルにはこんな弱点があるのです。最も苦手なのはこの二つ。

【濡れている状態】乾いている髪はキューティクルでしっかり蓋をされています。ですが髪は濡れるとどうしても、キューティクル同士に隙間ができてしまうという性質があるのです。濡れて開いたキューティクルは、いわば超無防備状態。外壁が破られてしまったのと同じだと言えるでしょう。

【紫外線・熱に弱い】紫外線をモロに浴びているのは髪の外壁であるキューティクル。例えば顔や体だったら、日焼け止めを塗りますよね。キューティクルも日焼けしてしまうと、サガサと剥がれて髪を守ることができなくなってしまいますよ。肌の日焼けは敏感なのに、キューティクルは無防備ってちょっとおかしいですよね。

紫外線だけではなく、熱に対してもキューティクルは同じようにダメージを受けてしまいます。髪には感覚が無いため実感しにくいですが、かなりの高温に耐えているのです。例えば、毎日使うドライヤーでも髪の温度は100度近くまで上がるそうです。肌だったら大火傷してしまいますよね。

A-10

でも、ちょっと待ってください。濡れている髪を早く乾かしてキューティクルを閉じさせるにはドライヤーを使うしかないですよね。でもでも、熱を加えすぎるとダメージを受けてしまうんですよね。ノーダメージで髪を乾かす方法って無いのでしょうか?

いいとこ取りって難しいものです。悲しいことに、髪にとってノーダメージで過ごすということは不可能に近いと言わざるを得ません。ただ、ちょっとした工夫でダメージを「軽減」させることは可能。乾かし方のポイントを抑えるだけで髪へのダメージはまったく変わってくるので安心して下さい。

これでサラサラになる!髪を乾かすときのポイント

ずばり、サラサラヘアーを作る大原則は「ドライヤー使い」にあり。乾かし方ひとつで髪をダメージから守ることができます。正しい乾かし方を覚えて健康なキューティクルを育てましょう。

まず、濡れている髪は優しくタオルでポンポンと水気を取ってあげてください。絡まっているところは手やブラシで静かに解いておくのも大切。濡れているとキューティクルが開いてナイーブな状態なので乱暴にゴシゴシしちゃダメですよ。

濡れたキューティクルは「濡れてもろくなっている紙」だと思いましょう。金魚すくいの紙も、水に入れた途端に破れてしまいますもんね。紙は濡れれば破れやすくなります。ちょっとの衝撃でも濡れている紙にとってはとんでもない衝撃です。

そして最も大切なのは乾かすときの「距離感」です。ドライヤーと髪の距離は10~15センチ離して乾かすことが鉄則。髪とドライヤーの距離が近いほど熱が上がりやすくダメージを受けやすくなってしまいます。10~15センチ髪からドライヤーを離すことでダメージを最小限にして髪を乾かすことができるというわけ。

C-7

これがだいたい15センチの距離。定規で測ってみました。思いのほか腕を伸ばさなくてはいけません。ちょっと腕が疲れてしまうけどガマン、ガマン。ちなみにいつもの私のドライヤーの持ち方はこんな感じでした。

C-85

これではキューティクルの表面温度が急上昇してしまいます。肌に至近距離で温風を吹きかければ大火傷になります。髪だって肌と同じです。
正しいサラサラヘアを作るドライヤー方法、実践してみた
ここからは実践編!一週間、正しいドライヤー方法を実践しました。最後には一週間の髪の様子を比較してみますよ。果たしてサラサラヘアに近づくことはできたのか??とりあえず私のいつもの乾かし方をお話しますね。

【今までの私の乾かし方】シャワー後、豪快にタオルでゴシゴシ水分をとります。しばらく濡れた髪で30分くらい、テレビなんかを見ながらゴロゴロ。最後に髪をワシャワシャさせながらテキトーに乾かす。以上。

自分で書いててもひどいなこりゃ、って感じですね(笑)いつも通り乾かした状態がこちらです。

A-14

パサパサで広がりまくっております。触った感じはまさしく「ゴワゴワ」です。でも、これからの私は違います。髪へのダメージを最小限にして乾かしますよ。いざ実践です!!

A-15

手で髪の絡まったところを優しく解いて、すぐにドライヤーのスイッチをオン。ドライヤーはいつも通り「DRYモード」で風量はMAX。髪とドライヤーの距離は頑張って15センチ以上離します。途中で二の腕がプルプルしてもエクササイズだと思って耐えております。二の腕も痩せたら一石二鳥ですよね。

A-16

A-17

手はずっと上から下へ優しく髪を撫でております。「キューティクル閉じろー」という想いを込めて髪を下へ下へ。ドライヤーも根元から下方向へ風を当てるように意識しつつ。

乾かすこと12分間。全体的に乾かすことができました。更にもう一工夫加えてあげましょう。全体的に乾いたら「冷風」を髪全体へあてます。キューティクルが更に引き締まる裏ワザですよ。冷水で野菜などを引き締めるようなイメージでしょうか。

実践した感想としては「乾いているのにいつもよりしっとりしてる」ということ。髪にちゃんと水分が残っていると感じられるようになりました。

それから頑張ってこの正しい乾かし方を一週間続けてみました。ビフォー・アフターの写真がこちらです。どうぞ!

A-18

A-19

A-20

いかがでしょう。みるみるうちにキューティクルが整って「天使の輪」ができてきたと思いませんか?大げさに写真を加工しているなんてことはまったくありません。まだ少し毛先のダメージが気になりますが、髪のボリュームは段違いに改善されました。これはサラサラヘアに一気に近づいたと言ってもいいでしょう!

まとめ

サラサラヘアーを作るための工夫をまとめるとこうなります。

いえーいゆか

・髪は海苔巻き!海苔を守ればサラサラヘアになれる。

・キューティクルは濡れた状態と熱にとっても弱い。

・正しくドライヤーを使えば最小限のダメージで髪を乾かすことが可能になる!


めんどくさがりな私は早く寝たくてドライヤーを髪と超至近距離でガンガン乾かしていました。でも、急がば回れ。サラサラヘアのためなら、ゆっくりと丁寧に乾かすことが大切なんですね。ガラスやお花、きれいなものほど繊細。髪だってガラスを扱うような気持ちで扱わなければならないのかもしれませんね。