ヘアケアの定番商品「椿油」使ったことありますか?

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ヘアケア商品の定番といえば「椿油」を思い浮かべる方が多いかもしれませんね。子供の頃お母さんが使っていたという思い出もあるでしょうか。昔から使われている定番の和風ヘアオイルといえるかもしれませんね。なんと古くは平安時代から様々な用途に椿油が使われていたそうですよ。


ですが、椿油を使ったことがあるという方の失敗談もよく耳にします。「椿油を髪に塗ったらベタベタになった」「髪を洗っていないような油っこい髪になった」などなど。ちょっとした注意点を知らないと失敗してしまうのが椿油の難しいところです。


でも本当に椿油の特徴を知った上で使用できていますか?上手に使えば、一般的なヘアオイルと変わらず便利に使うことができますよ。特に100パーセント、不純物無しの椿油について調べてみました。

もくじ



1.椿油が人気になった理由
2.ほんとに大丈夫?頭皮にベタベタ
3.椿油とあなたの相性
4.まとめ

椿油が人気の理由!あんなものとの意外な共通点

そもそもどうして椿油はヘアケア商品として人気になったのでしょうか。椿油の商品を見てみるとこんなキャッチフレーズが目立ちます。「髪に艶が出る」「髪の補修する」「頭皮の乾燥を防ぐ」などなど。他にも椿油そのものをクレンジングに使ったり、保湿液として使ったりと髪だけではなく、美容商品としても活用されています。


椿油が美容商品として人気な理由は「オレイン酸」が豊富に含まれているからだと思います。オレイン酸とは、植物油に多く含まれている脂肪酸のことです。植物油といえば、オリーブオイルやアボカド。もちろん、オリーブオイルにもアボカドにもオレイン酸は含まれています。

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元々オレイン酸はオリーブオイルから抽出されて話題になりました。オレイン酸からは血中コレステロールを下げる働きがあり、食生活にオレイン酸を加えることで成人病予防にも効果的だという研究結果も明らかになったのです。更に人間の皮脂にも脂肪酸が多く含まれていることから、オレイン酸は「保湿」の手助けになるのではないかと、美容商品でも注目されるようになりました。


皮脂とは、肌や頭皮を覆っている油の膜のことです。乾燥肌の人にはこの皮脂が足りておらず、カサカサしたり炎症を起こしやすくなるのだと考えられています。皮脂は肌の水分を逃がさないようにガードをし、雑菌から肌を守ってくれるガードマンなんですね。


つまり、オレイン酸が多く含まれている椿油を乾燥した肌に塗ることによって、皮脂と同様の役割を期待されているわけです。椿油が潤いを閉じ込めてくれる=乾燥肌に塗れば保湿効果が期待できるということ。これが椿油が美容商品として人気になった理由だと思います。

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【椿油】フケ・乾燥肌にピッタリ?ちょっと待って!本当に大丈夫?

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椿油には保湿に効果的な成分が含まれているということが注目されるようになりました。すると、頭皮が乾燥し、フケに悩んでいる人にもオススメだと言われるようになりました。確かに、頭皮の皮脂が不足し炎症が起きることがフケやかゆみの原因です。ただ、頭皮にベタベタ椿油を塗ろうというのはちょっと間違いかもしれません。


フケやかゆみに悩んでいるという人は椿油を付ける前に皮膚科を受診した方が良いでしょう。頭皮が乾燥している人の中には、外側から油分を加えることでフケが酸化し、更にかゆくなってしまう可能性があるのです。まずは医療機関で内服薬などで炎症を抑えること、専用のシャンプーで頭皮のバランスを整えることが大切ですよ。頭皮のトラブルは自己判断せずにお医者さんに相談して下さい。


では、椿油の効果的な使い方って何なのでしょうか。髪だけではなく、こんな使い方ができるんですよ。


【髪の摩擦防止】一般的なヘアオイルの目的は髪同士の摩擦を防ぐということです。椿油も、同様の目的で使用すると良いでしょう。ダメージヘアの原因は「摩擦」にあることが多いんですよ。髪がこすれて、毛を守っているキューティクルが剥がれることから様々なヘアトラブルに繋がっています。


ヘアオイル、つまり椿油は毛の表面をカバーし、キューティクルが剥がれることを防いでくれます。また、キューティクルの代わりに、髪の水分を閉じ込めてくれるので乾燥しにくくなるでしょう。お風呂上りの濡れた髪に椿油などのオイルをつけてから乾かすと効果的です。枕や髪との摩擦を防ぎ、翌朝のスタイリングが楽になりますよ。

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【クレンジング】ヘアケアからは外れますが、椿油が余っちゃっているという方はクレンジングに使ってみると良いですよ。特に不純物無しの椿オイルはクレンジングにぴったりでしょう。皮脂に近い成分である椿油は肌への刺激が弱く、優しくメイクを落としてくれます。通常のクレンジングと同様に使って、洗顔料で洗い流してみるとGOODですね。ただし、酸化してしまった古い椿油は使わないようにして下さい。


ちなみに「椿油を毛先につけると油っぽく、お風呂を入っていないような感じになる」という悩みも、椿油の特徴から考えると納得ですよね。だって皮脂と同じような脂肪酸を多く含んでいる油なのだから、髪につけるとどうしても油っぽくなるのは仕方ないことかも。最近はサラサラした使用感にブレンドした商品も増えてきていますが、100パーセントの椿油を使うのにはコツが必要です。


【プチまとめ】椿油を頭皮に塗るのはちょっと待って!あくまで髪の摩擦を防ぐためのヘアオイルとして椿油を活用しよう。お風呂上りの濡れた髪にオイルをつけることで、翌朝スタイリングしやすい髪になる。肌になじみやすいため、クレンジングとして使うのも良い。

【椿油】ヘアオイルはあなたに合ってますか?注意点は?適量は?

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椿油を使おうと考えたとき、自分の髪質との相性を考えたことありますか?ヘアオイルは、髪質に合う合わないが大きく分かれてしまいます。自分の毛が細く柔らかいか、太くて硬めなのかを考えた上で椿油を使うべきか判断しましょう。


例えば、ちょっとした摩擦で毛先が絡まってしまうようなら「細い」髪質に分類される可能性が高いです。パーマがかかりにくいというのも、髪が柔らかく細い人の特徴ですね。反対に髪が太い、硬いという人は髪全体のボリュームがゴワゴワと膨らみやすいことが多いです。毛を数本指ですくってみても、ピンと弾力があるのも、毛質が太い人の特徴ですね。


椿油は太くて硬い髪質に合っていると思います。太く硬い毛質の場合、水分を弾いてしまうことが多いためヘアウォーターなどの商品だと髪になじみにくいです。椿油であれば、硬い髪質でもなじみやすく艶がでるのでしっとりとした印象になるため効果的でしょう。反対に髪質が細く柔らかい場合はヘアウォーターやミルクタイプの商品と相性がよく、ふんわりときれいに仕上がりますよ。


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さて、椿油のような100パーセントの植物油を使う場合には更に注意が必要です。ひとつめは量です。セミロングの場合、2滴位を手に広げ髪になじませる程度で充分でしょう。髪になじませるときには頭皮につけないように気をつけて。毛先を中心になじませていってください。


「髪の艶出しとして椿油を使っています」という方もいるようですが、椿油をつけるタイミングにも気をつけていただきたいですね。お出かけ前に椿油を使うことはあまりおすすめできません。様々な成分がブレンドされているヘアオイル商品であれば問題ないのですが、椿油は純粋な植物油です。植物油は日光にあたると酸化しやすくなってしまいます。油にとって酸化は大敵です。更に髪の上で油が酸化することは良い状況とはいえませんよね。

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椿油のような植物油は日光を避けるため、髪につけるタイミングはお風呂上り、寝る前がベスト。濡れている髪に椿油をなじませ、髪を乾かして寝ればOKです。そして酸化しないうちに使い切りたいですね。使う前に臭いで酸化していないかチェックするようにすると更に良いでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

いえーいゆか

・椿油はオレイン酸が多く含まれていることから美容商品として注目され始めた。

・ただし、頭皮に直接椿油を塗ることはちょっとNGかも。頭皮のトラブルは皮膚科に相談しよう。

・量とつけるタイミングに気をつけて椿油を活用しよう。


以前、何も知らない私は椿油を使って余らせてしまった経験があります。もう少し椿油の特徴を知っていれば上手に使えたのかなとちょっと後悔。アロマオイルに詳しい方だと、ベースのキャリアオイルとして椿油を使うこともあるみたいですね。色々と注意点が多いヘアケアアイテムですが、あなたはどう活用しますか?