まだ毛先に残ってるパーマ、みんなどう対処してんの?
デジタルパーマやエアウェーブのような長期間パーマヘアを楽しめるようなパーマが人気の今、新たな悩みを抱える女子が急増しています。それは「髪に残ってるパーマってどうすればいいの問題」です。長期間パーマヘアを楽しめるのが最近のパーマのメリットでもありますが「もうこのパーマヘアに飽きたのに、まあパーマが残ってる」「パーマが中途半端に残っててただウネウネしているだけ」と頭を抱える女子も増えているのです。
中途半端に残ったパーマ、正しく対処すればまた素敵な髪型に変身できちゃいます。髪へのダメージを最小限に、上手に対処していきましょう。
もくじ
1.残ったパーマはストレートパーマで落としちゃえ!?
2.パーマが残っている髪にヘアアイロンは厳禁
3.中途半端なパーマはカットでイメチェン
4.まとめ
ただのウネウネ!残ってるパーマはストレートにしちゃえ!?

ですが、意外にも「ストレートパーマ」「パーマ落とし」という選択肢はベストな対処法とはいえません。それどころか、パーマを落としきれずにダメージだけが残ってしまうという最悪なパターンも考えられるのです。
特に、デジタルパーマをかけてからまだ一年も経っていないのであれば、パーマ落としでストレートに戻すという方法はおすすめできません。そのほかの方法で残っているパーマを対処していきましょう。

そもそもストレートパーマは、どんな髪でもサラサラストレートに戻せるというものでもありません。以前主流だった「コールドパーマ」いわゆる「普通のパーマ」を落とすための施術が「ストレートパーマ」でした。
ですが、今は半年以上パーマが髪に残るようなデジタルパーマやエアウェーブが主流ですよね。普通のパーマを落とすようなストレートパーマではとても落としきれないのです。
そこでデジタルパーマなどを落とすために使われるようになったのが縮毛矯正。かなり威力の強い縮毛矯正の力で、デジタルパーマやエアウェーブが残っている部分もストレートにすることができます。
とはいえ、縮毛矯正で髪に残っているパーマを落とすというのはかなりのダメージいが伴う施術です。一旦はストレートに戻ったように見えてもまた微妙なウネウネが出てきたり、パサパサがひどくなることも十分に考えられます。
パーマによるヘアダメージは蓄積してジワジワと表に出てくるものです。パーマをかけたのなら、まず一年は上手にヘアケアを続けて髪のダメージをこれ以上加えないようにすることが大切ですね。
私が実践しているヘアケアの中でも、最も簡単なのが「シャンプー」です。シャンプーを低刺激な優しい成分のものに変えるだけで立派なヘアケアですし、一番効果は高いと感じています。パーマ後や縮毛矯正で傷んでしまった髪にはぜひ低刺激なアミノ酸シャンプーをご用意しておくことをおすすめします。私のおすすめは「ハーブガーデン」です。
→ダメージヘアにもってこい!ハーブガーデンの詳しい記事はこちら。
【プチまとめ】「ストレートパーマ」「パーマ落とし」という選択肢はベストな対処法ではない。パーマを落としきれずにダメージだけが残ってしまうということもあるので注意。
まだ髪にパーマが残ってるのにアイロン&コテでアレンジして大丈夫?

中には「微妙に残ってるパーマはヘアアイロンで伸ばしちゃう」「パーマが残っているときはホットカーラーやコテでスタイリングする」という方もいるようですね。ですが、毎日のように髪に熱を加えてしまっては髪はボロボロ&パサパサになっていってしまうので要注意。
まだ髪にパーマが残っているのならヘアアイロンやコテ、ホットカーラーといったアイテムは使用しないのが一番です。特にヘアアイロンでストレートに戻すという方法は手軽ですが、パーマのダメージが残っている髪にとってはかなりの刺激になってしまいます。
通常、パーマをかけた後はワックスやムースで軽くスタイリングするものですよね。できるだけ時間をかけずに簡単なスタイリングでウェーブを出したり、動きのあるスタイルにできるのがパーマの良いところ。

ですからパーマの風合い・ウェーブがまだ残っているのなら、スタイリングは整髪料のみで行いましょう。パーマをかけた直後と髪のコンディションが変わってきたのならセットの仕方にも少々工夫が必要になってくることもあるので、パーマをかけてくれた美容師さんにスタイリングのコツを教えてもらうのが一番良い対処法ですね。
最近では洗い流さないトリートメントとしての役割もしてくれるワックスやムースも人気。ヘアケアをしながら髪に優しくスタイリングできるアイテムは要チェックです。
【プチまとめ】まだ髪にパーマが残っているのならヘアアイロンやコテ、ホットカーラーといったアイテムは使用しないのが一番。
中途半端に残ったパーマは、カットでイメチェンするのがベスト

実は、中途半端に髪に残ってるパーマをどうにかするには「カット」が一番良い対処法。髪のダメージもリセットすることができますし、カットすることでイメチェンすることもできる、まさに一石二鳥というわけです。
「カット」と聞くと「ばっさり切られてしまうのではないか」と考える方も多いと思います。ですが、カットといってもいきなりショートヘアにしてしまうわけではありません。

例えば、パーマの風合いを残しながらボブヘアにすることで、動きのあるボブにカットすることも可能。もし残っているパーマのウネウネ感が嫌なのであれば、カットだけでウネウネを目立たなくさせることもできるのです。
とにかく、一度髪を美容師さんに見てもらってどんなカットができるか、ほかの施術も併用できるかを確認することが一番良い対処法なのです。実際に髪を触ってみたり、一度濡らしてパーマがどの程度残っているのかを美容師さんに確認してもらいながらどんなカットをしていくのかを決めることは重要。ダメージの度合いによっては少し縮毛矯正をかけてみることも可能かもしれませんし、カラーをしてニュアンスを変えられる場合もあります。
【プチまとめ】中途半端に髪に残ってるパーマをどうにかするには「カット」が一番良い対処法。髪のダメージもリセットすることができ、カットすることでイメチェンすることもできる。

もちろん、カットのスキルは美容院・美容師さんによって変わるので注意が必要ですが、丁寧にオーダーすることでカットだけで中途半端なパーマヘアを変えることはできます。オーダーのポイントは「今までパーマ・ヘアカラー・縮毛矯正といった施術はどれくらいしてきたのか」「いつごろパーマをかけたのか」「パーマの種類は何だったか」をしっかり伝えること。
後は、写真の持参は必須です。カットモデルでもいいですし、芸能人の写真や写メ・画像でも良いので美容師さんに見せながらオーダーするようにしましょう。やはり画像で仕上がりのイメージを共有することは重要ですからね。
まとめ

・「ストレートパーマ」「パーマ落とし」という選択肢はベストな対処法ではない。パーマを落としきれずにダメージだけが残ってしまうということもあるので注意。
・まだ髪にパーマが残っているのならヘアアイロンやコテ、ホットカーラーといったアイテムは使用しないのが一番。
・中途半端に髪に残ってるパーマをどうにかするには「カット」が一番良い対処法。髪のダメージもリセットすることができ、カットすることでイメチェンすることもできる。
パーマや縮毛矯正を繰り返してスタイリングを楽しむ女子は本当に増えました。ですが、数年後に溜まりに溜まったダメージに驚くことになるでしょう。パーマが残っている中途半端な時期にどんなことをしたかでその後の髪のコンディションは大きく左右されます。ぜひダメージレスに過ごして、サラサラな髪を育てていきましょう。