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夫を選んだのは私。これは運命です

私は45歳の主婦です。夫が転勤族のため数年置きに転居をしているため、行きつけの美容室は作らず格安の美容室に行っていました。

長年髪型も変えておらず、どの美容室でも同じように説明したらまずまず同じ髪形になっています。今回もそれで大きな間違いは起きないと思っていたので、転勤して間もなく住み始めた家の近くの、パーマが5000円の美容室に行くことにしました。

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「私の髪質はパーマがかかりにくく、すぐに落ちてしまう」という説明と、いつもの「今の長さから2センチくらい切ってもらって、頭のてっぺんがぺちゃんこになりやすいので、全体的に丸くなるように内巻でしてください」という説明をしました。

私の過去の経験では、この説明をすればそれほど変になったことはなかったのです。しかし今回の美容室の方は、「今の説明の通りにパーマをかけると横にひろがって爆発した感じになる」と言うのです。カタログを見せてこんな感じと説明しても「それは内巻ではないので出来ないです」と言われてしまいました。

美容室は至福のリラックスタイム

そんなやり取りがなんだかんだで20分くらいかかって、ようやくパーマに取り掛かりました。その方は自信ありげに「パーマは確認しながらかければ、まず落ちることはない」と言いながらかけてくれました。

するとパーマ液が強いようなチクチクするような刺激を髪から感じ始めました。正直不安だらけでしたが、始まってしまった以上は仕方なし、まあいいかとお任せし、メガネを外してのんびりと待つことに。

それにしても、時間ってすごいなと思います。時間が経つにつれて、「あれだけ打ち合わせしたので大丈夫だろう」だとか「安い美容室なのに親身になって相談してくれて、悪くないな」なんて感じてきてしまいました。

気づけばぐっすり寝てしまったようで、パーマが終わりましたと声をかけられ起こされた私は、シャンプー台に移動するように言われました。私は寝ぼけ眼の目を擦り、まだメガネをかけていない悪い視界のまま移動しました。そしてまた気持ちの良いシャンプータイム、最高です。

私が寝ている間に一体何があった!?

しかし天国はここまででした。髪を乾かしてもらいながら、メガネをかけたその時です。頭は爆発していました。それも、横に厚く、厚く。

「頭のてっぺんがぺちゃんこになるのでそれは避けたい」との説明はなかったかのように、頭のてっぺんは見事にぺちゃんこ。なのに横は厚く膨れ上がっていました。でも私、文句も何も言えませんでした。

家で何とかしよう、私は元々パーマが落ちやすいから、少し落ち着くかも。そんな、希望をもって帰りました。

でもそのパーマは、ロットが小さいものだったみたいで、カールではなく髪がちりちりになってしまっていました。説明通りに、ここは親切に強く強くかけてくれたみたいで、髪自体が傷んで縮れ毛があちこちから出ていて、くしも通らない状態でした。

私は、細かいことは気にしない方でしたが、今回ばかりは鏡を見る度に悲しくなりました。髪を切っても気づかない夫ですら「どうしたんだ、その頭は?」と驚き、子供には「かわいそう」と同情され、友人には「怖い、そこまでの髪型にされる美容室が怖い」と言われ、しばらくは私の髪の話題がつきませんでした。

これも全部私の要求に耳を貸さなかった美容師さんのせいだと今でも恨んでおります。あぁ、行きつけの美容室がある友人がうらやましい・・・。転勤族の悲しい美容室エピソードでした。

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