B-41

チャレンジ精神旺盛な若者でした。

今から、もう十何年も前の若かった頃の話です。私はまだ19歳の学生でした。いろいろな髪型で遊んでいたのですが、その頃私はベリーショートに憧れていて、ある時思い切ってバッサリ切ってみることにしました。

元々私はセミロングで、大きめのロッドで緩くパーマをかけていました。言ってみれば「女の子らしい、かわいい」髪形です。でも天然のくせ毛もあるので、いつも広がりすぎには気を付けていました。

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美容師にベリーショートにしたいと話すと、ツイストパーマをすすめられました。「男子柔道部」になってしまうのを避けるためだと説明されました。ツイストパーマはかけたことがなくて、好奇心もあり試してみることにしました。
いざカットとなると、やっぱり少し緊張しましたが、でも自分がどんなふうに変われるのか楽しみでした。

経験値は大事、私もあなたも。

だんだん頭が軽くなっていって、薄い脂取り紙のような紙が髪にまかれました。パーマにかかった時間は通常とあまり変わらなかったように思います。そして完成すると、私は大満足でした。元気ハツラツな女の子になったような、ちょっぴり中性的になったような気分で、本当にルンルンでした。

でも、二日目から様子が変わり始めたんです。何だか髪がごわついてしまって、うまくセットができません。美容師の話では、「乾かすだけで大丈夫、あとはワックスでちょっとひねりながら形を整えればいいから」と、非常に簡単な説明だったんですが、自分でやろうとすると全然うまくいきませんでした。

隣の県に住んでいる知り合いの美容師に相談すると、「パーマがかかりきっていないんじゃないか」と言われました。当時やっと流行り始めたパーマの方法だったようで、美容師もまだ慣れていなかったみたいです。

結局まだまだ私は「チャレンジャー」

結果、私の髪は元々のくせ毛の影響でぼさぼさになっていきました。二週間ぐらい経つと、だんだん髪も伸びてくるので友人からは「お猿さん」とか「マントヒヒ」などと言われるほどです。当時、割りと明るい色に染めていたので、自分でも鏡を見てはサルっぽいと思いました。

今でも、その時の事を思い出した友人にはサル、サルとからかわれるほどです。それ以来あのベリーショートにはしていませんが、今日のツイストパーマ技術は良くなっていると思うので、あの時美容院でパーマをかけた直後の大満足だった状態がキープできるのなら、またチャレンジしてみたいなとも思います。でも仕事柄、なるべくおとなしい髪型にしておく必要もあり、若かったあの頃を懐かしく思います。

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