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オシャレの最先端、美容師さんの言うことは絶対

現在40才の私が人生初パーマをかけることになったのは、当時19才で専門学校生だった頃でした。高校入学までの私はショートヘアだったのですが、5年後に迎える成人式に向けて髪を伸ばしてみることに。その後、順調に髪が伸びたものの、髪が肩に当たり跳ねだしたことが気になるようになったのです。

お世話になっている美容師さんからは「成人式の着物を着た時に毛先がクルクルになってたらかわいいよ」と言われました。結果、髪はそのまま伸ばし続けパーマをかけてみようということになりました。

つまり成人式よりちょっと前にパーマをかけて、当日には更にヘアアレンジをしてかわいくなっちゃおうという壮大な計画。私は、「よし、そうしよう」とアドバイスを鵜呑みにしたのですが、その時から地獄が始まるのです。

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当時はまだ現在のような洒落たパーマの種類もなく、普通のロットを毛先中心に巻いて、液体をかけていくものでした。正午ごろ入店し、元々毛量が多いので髪を軽くしてもらうために、まずはカットをしてもらいました。そしていよいよパーマの準備です。どんな感じになるのかワクワクが止まりません。

パーマはまさに「忍耐」である

アシスタントの人も加わり、3名ほどで手際よくロットを巻いてくれていっています。担当の人が「前髪も1本巻いておくね」と言い、前髪にもロットが巻かれました。

耳の下あたりから一通りロットが巻かれて、次に1液が頭全体にふりかかりました。水分を吸収した髪は重く感じましたが、待ち時間に雑誌を読む余裕はまだありました。「数十分後にチェックします」と、アシスタントさんは言ってその場を離れました。

「もう少しですねー」と「はい」、「もう少し置きましょう」「はい」。このやり取りを何度したことでしょうか。チェックの度に色々と液体をかけられ、私の頭にはあらゆるラップやタオルやカバーを付けられ、巨大化した頭部に首が耐えられそうもないです。少しでも動くとガクンと折れてしまいそうでした。

さらに遠赤外線のような機械が頭の周りをグルグル。暑い暑いよと、心で叫んでいました。雑誌を読む気力もなくなり、顎に手を添えて少しでも首にかかる負担を軽減するしかない状態でした。

パーマ オン パーマの悲劇

要するに、初パーマで髪の量も多く、尚且つ健康な髪質でロットを跳ね除けるくらいの健康な髪で、なかなかパーマがかからなかったのです。でも、前髪は違いました。前髪はすでにパーマがかかっていたのです。前髪もラップにタオルにカバーに覆われ、気が付くのが遅かった。ロットを外した時には、長さはめちゃくちゃ短っ!外歩ける?明日学校行ける?というレベルでした。

ここまでで夕方になってしまい、周囲にいた他のお客さんも居なくなり私一人になりました。その他のロットも取り除かれましたが、私の肩の凝りはひどく、ガチガチです。首も思うように回りませんでしたが、シャンプー台へ。どんな風になったんだろうかと、すでに期待よりも不安が大きくなっていました。

タオルを外され鏡を見ると、イメージと違う!乾かしてみたら良くなるかなと淡い期待もしましたが、やっぱり違う。閉店時間も過ぎるほど時間とお金もかけたのに、何だったんだろう。疲れだけが余計に残る初パーマでした。翌日学校ではウケルーと。やっぱり、な結果でした。

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