ヘアアイロンのせい?気づけば髪がパサパサ

クセ毛に悩む女子には欠かせないアイテムのひとつといえば何でしょう。ヘアアイロンだという方が多いかと思います。思い切って縮毛矯正をかける方もいるかとは思いますが、時間もお金もかかるのでちょっと腰が重くなってしまいます。


えーんゆか

そこで気になるのは「このヘアアイロンって髪が傷む原因になってるのかな?」ということです。あんなに熱いものを髪に直接当てていては、髪が傷むことは当たり前かもしれません。気づけば髪はパサパサとした髪質になっていませんか?


髪が傷むとはいえ、やっぱり色々な髪型を作るにはヘアアイロンが大活躍してくれます。ヘアアイロンの何よりの強みは「髪型を自由にアレンジできること」にあるのです。上手にヘアアイロンと付き合いながら、ヘアアレンジを楽しみたいですよね。大丈夫です。いくつか工夫をすれば、髪を守りながら、楽しくヘアアレンジすることができますよ。


→【髪からのSOS】枝毛が気になったらまずこれ、詳しくはこちら。

【ヘアアイロン】どうして髪が傷むの?髪の弱点を知ろう

ずばり、ヘアアイロンは髪がどうしても傷みます。ですが、クセ毛で悩んでいる方にとってはヘアアイロンは必需品ですよね。そもそもヘアアイロンをかけることで髪にはどんな変化が起きているのでしょうか。髪の成分・性質について考えてみましょう。


例えば、タマゴを想像してみて下さい。タマゴにはたくさんのタンパク質が含まれています。生卵は水分が多く含まれていてプルプルしていますよね。でも茹でてみるとどんどん黄身はパサパサになって「ゆで卵」と「生卵」ではまるで別物になってしまいます。

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一方、髪も多くのタンパク質を含んでいます。髪の栄養は「キューティクル」という外壁に守られていて、髪の内部「コルテックス」に水分やタンパク質がぎゅっと詰まっているのです。ヘアアイロンをかけると、コルテックスから水分を奪いタンパク質の成分を変化させてしまいます。


まさしくゆで卵の黄身状態で、コルテックス内部には隙間ができてパサパサとした髪の印象になってしまうのです。簡単に言えば、ダメージをまったく与えたことが無い髪が生卵、熱によるダメージが加わった髪はゆで卵というイメージですね。


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髪を無防備なまま長期間熱を加え続ければ、ゆで卵どころか「炭」のようにスカスカな髪になってしまいますよ。ただし、少々工夫をすれば、髪へのダメージは激減します。ヘアアイロンを使用する以上、どうしても必要なことは「髪を守るための下準備」です。正直、少々面倒に思えるかもしれませんが「二段階」の下準備をすることで仕上がりもまったく変わってきます。

下準備でヘアアイロンのダメージ防止【トリートメント編】

熱のダメージから髪を守るための下準備その一は「トリートメント」です。熱によって髪の成分が変わって「パサパサ」になるならその前に水分や栄養を補給しておけばいいじゃないか!ということで、洗い流さないトリートメントをヘアアイロン前につけてみましょう。


お風呂場で使うトリートメントではなく、洗い流さないトリートメントにした理由は「短時間で手軽に使えるから」です。スタイリングってだいたいお出かけ前の朝にすることが多いですよね。朝わざわざシャンプーしてトリートメントするのはとっても面倒です。「洗い流さないトリートメント」を使って時短お手入れしちゃいましょう。

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でもドラッグストアにはこんなにヘアケア商品がずらり。どれを買うべきか迷ってしまいませんか?簡単にトリートメントを選ぶ基準をご紹介しますね。まず、洗い流さないトリートメントは「ミルク・クリーム状」のタイプと「オイル状」のタイプがあります。毛が細いという髪質の方はミルク状のトリートメントを選ぶと良いと思います。ミルク・クリームのトリートメントはフンワリした仕上がりになりますよ。反対に、毛が細い人がオイルを使うとベタッとすることがあるので注意が必要ですね。

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毛が太い・硬いという髪質の場合はぜひオイルタイプを使ってみて下さい。私は髪が太くて硬いゴワゴワするタイプなのでオイルタイプを使っています。だいたい1,000円~1,500円のトリートメントを買っていますね。ツヤが出てしっとりとまとまりますよ。

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さてヘアアイロン前に洗い流さないトリートメントを使うにも、効率的な手順があります。私くらいのセミロングでもだいたい5分でトリートメントができますよ。まずは髪を霧吹きで全体的に濡らして下さい。

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それから洗い流さないトリートメントをつけましょう。濡れている状態でトリートメントをつけるほうが、効率的に髪とトリートメントがなじみます。

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あとはしっかり乾かせば下準備が完了です。この後ヘアアイロンをあてるのでしっかり乾かしたいですね。ちなみに濡れたままヘアアイロンをかけると髪がとんでもなく熱くなってしまってトリートメントで補給したものが吹き飛んでしまいますよ。濡れている髪とヘアアイロンは絶対NGな組み合わせなのです。

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寝起きの髪と、下準備直後の髪を比較してみました。いかがでしょう。髪の輝きが整って、ボリュームもダウンしてますよね。ただブラシを通してからヘアアイロンをあてるより、トリートメントをして乾かしただけでも髪は整ってスタイリングしやすくなります。さぁもう一段階、頑張って髪を仕込んでいきましょう。

下準備でヘアアイロンのダメージ防止【スタイリング剤編】

熱のダメージから髪を守るための下準備その二は「スタイリング剤」を使うことです。特にヘアアイロン用のスタイリング剤があるのでドラッグストアで探してみて下さい。商品の裏面にこんなことが書かれている商品です。

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「アイロンを何度も当てない」「ダメージを防げる」と書いてあるものがあったり。

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「熱から守る」「巻髪続く」という効果が書かれているものもヘアアイロン用のスタイリング剤であることが多いです。どれもだいたい500円~700円くらいでしょうか。特に「ヒートプロテクト」というのがキーワードとなります。「ヒートプロテクト」とは「熱から髪を守る」という意味です。ヒートプロテクト剤とも言われていますが、このヒートプロテクト剤で髪をコーティングして熱から守るようなイメージですね。


使い方はカンタンでスタイリング剤を髪全体になじませるだけです。10秒で終わっちゃいますよ。ただ、髪になじませた後はちょっと時間を置いておくとより良いです。濡らしすぎた状態のままヘアアイロンをあてることが無いよう注意して下さい。以上で下準備は完了となります。


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【プチまとめ】ヘアアイロン前に必要な下準備は洗い流さないトリートメントとヘアアイロン用のスタイリング剤を使用。洗い流さないトリートメントを濡れた髪につけて乾かす。次にスタイリング剤を髪全体になじませて下準備完了。下準備にかかる時間は約5分。

いざヘアアイロン!下準備で仕上がりは変わる

さてさて、下準備が完了したところでヘアアイロンの登場です。内巻きに髪を巻いていきたいと思います。使用するアイロンはこれです。

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今回はクレイツのロールブラシアイロンを使っています。数年前に美容室で買ったものです。温度を180度まで上げて髪の表面・内側をアイロンして、クルクルクル。詳しいヘアアイロンの手順は割愛しますが、下準備をしっかりしてからヘアアイロンをかけるとこんな仕上がりになります。

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トリートメントのおかげなのか、髪に艶があり、しっとりとまとまりました。また、スタイリング剤には形をしっかり決めてくれる「形状記憶」という効果があります。なので何度もヘアアイロンを何度もかけなおすことが無く楽チンですよ。


ここでもうひとつ写真をご覧ください。まったく下準備無しで、寝起き→朝シャワー→ヘアアイロンという流れでヘアアイロンをあてた写真があります。こちらです。

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並べてみると分かりやすいでしょうか。下準備をする、しないでこんな感じで仕上がりに差が出てきます。

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下準備をしなくてもヘアアイロンで髪は巻けます。ただ、下準備をしない場合だとパサパサとまとまりのない仕上がりとなってしまいました。下準備をしっかりした場合の方が、髪の輝きが整っていてキレイに見えますよね。ヘアアイロンの技術・方法が同じでも、ちょっと手間をかけたかどうかで、仕上がりもヘアダメージもこんなに変わってくるんです。

まとめ

いかがでしょうか。

いえーいゆか

・髪は熱に弱い。ヘアアイロンで髪がダメージを受けてしまうのは必然的なこと。


・ヘアアイロン前に二つの下準備をすることで髪へのダメージは激変する。


・髪をトリートメントしてからスタイリング剤で髪を守れば、艶のあるしっとりとした仕上がりにできる!


髪型はかわいくしたいけど、面倒なのは嫌だと私も思っていました。でも、髪を守るためには工夫がどうしても必要になってくるんですよね。キレイな髪を作るには「手を加える」ということより「ダメージを減らす」ということがポイントなのかもしれません。ヘアアイロンで好きなスタイリングを楽しみつつも、髪の下準備をどうぞお忘れなく!