毎日のヘアケアの基本、それが洗髪

毎日みんなが必ずやっている洗髪、髪を洗うことはお手入れの基本ですよね。とにかくグシャグシャ洗って、テキトーに乾かして寝ちゃうなんて方もいるかもしれません。でも、ちょっと今日から髪の洗い方、見直してみませんか?あなたの髪の悩みは、その洗い方が原因になっているかもしれません。

髪の悩みは人それぞれだと思います。髪がパサパサと乾燥する、枝毛・切れ毛が気になる、髪が絡まりやすいなどなど。その悩み、髪からのSOSです。髪のSOSを解消するためのポイントが洗髪なんです。

特に、お風呂場での髪はとっても繊細で傷つきやすくなっているのです。髪美人を目指すなら正しい洗い方で髪を清潔に保つことが第一条件ですよ。どうしてお風呂場での髪は傷つきやすくなるのか、理由を知ると正しい髪の洗い方が知りたくなりますよ。友達にも教えてあげれば、女子力高いねって褒められること間違いなし!?

濡れている髪の大敵は摩擦。キューティクルを摩擦から守るべし

まず、お風呂場での髪は一体どういう状態になっているのでしょう。普段の髪とは状態がかなり変わっているのです。ポイントはキューティクル。キューティクルの状態が、濡れているときと乾いているときではまったく違います。

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キューティクルとは髪内部の水分・栄養を閉じ込めておくための外壁です。うろこのように髪1本1本に貼り付いています。隙間無くキレイに貼り付いていれば、髪の潤いは逃げにくくなり、ツルツル・サラサラな髪になるのです。髪が乾いているとき、キューティクルは毛にきちんと貼り付いています。

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次は髪が濡れているときのキューティクルの状態です。髪が濡れると、キューティクルが髪に貼り付きにくくなり、隙間ができてしまいます。キューティクルに隙間ができると、閉じ込められていた水分が外に逃げてしまいますよね。

それだけではなく、毛の表面が凸凹するので、髪同士がこすれると通常よりも摩擦の力が大きくなってしまいます。キューティクルを守るということはいかに摩擦を防ぐかということにかかっていると言っても過言ではありません。

キューティクルが濡れて、毛羽立っているような状態で摩擦が起きるとどうなるでしょうか。キューティクルは濡れると、毛の表面から剥がれやすくなるという性質もあります。なので、髪同士の摩擦で簡単に剥がれてしまうのです。キューティクルが剥がれてしまえば、毛の表面は外壁を失ってしまうので、水分や栄養がどんどん外へ漏れてしまいますね。

残念ながら、剥がれてしまったキューティクルを元通りにすることはとても難しいことです。ならば、全力でキューティクルを摩擦から守るしかありません。濡れている髪に強い摩擦は絶対NGだと覚えておくと、自然と正しい洗い方が見えてきますよ。

正しい髪の洗い方を実践しよう

さて、正しい髪の洗い方のポイントは「徹底的に摩擦を減らすこと」にあります。まずは下準備も大切です。下準備、シャンプー、コンディショナー、乾かすと、手順通りに見てみましょう。

【下準備・ブラッシング】

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お風呂場へ向かう前に、まずブラシで髪についたホコリなどを落としてしまいましょう。いきなりシャンプーで汚れを落とすより、ブラシをしておくだけでより洗いやすくなります。また、髪が絡まっているところは無理にブラッシングせず、手で優しくほぐしておくことも大切です。

【下準備・湯シャン】有名人が実践していることで有名になった「湯シャン」という言葉。シャンプーなどを使わずに、お湯だけで髪を洗うことです。この場合はあくまで下準備として湯シャンをします。お風呂場で髪にシャンプーをつける前にお湯だけで髪全体を濡らし、地肌を優しくマッサージしておきましょう。お湯だけでもかなりの汚れが落とせます。

【シャンプー】さぁ、いざシャンプーを髪につけていきましょう。余計な摩擦を徹底的に避けるため、シャンプーは頭皮で泡立てず、ネットなどを活用して泡立てておきます。ネットで泡立てたものを髪にのせれば、ゴシゴシ泡立てる必要も無く摩擦を減らすことができますね。

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こんな形の体を洗うスポンジがありますよね。こういった泡立てる力の強いスポンジにシャンプーを1プッシュ垂らすだけでフワフワな泡が出来上がります。泡で優しく頭皮をマッサージするようなイメージで洗っていきましょう。毛先を必要以上にゴシゴシすることはありません。シャンプーはあくまで頭皮の汚れを落とすものです。毛先の汚れはすすぐときに自然と落ちますよ。

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【コンディショナー】トリートメント派の方はトリートメントでももちろんOKです。最近はトリートメントの要素も強いコンディショナーが多いので私はコンディショナーを使っています。シャンプーをしっかりすすいだら、毛先を中心にコンディショナーをつけていきましょう。

頭皮にコンディショナーをつけると毛穴のつまりに繋がってしまうことがあります。髪の下半分だけにつけるようなイメージで良いでしょう。ここでも髪の絡まりをほぐしておくとよいGOODですね。コンディショナーの力でスルスルと絡まりがほどけますよ。全体的に髪の絡まりが取れたらすぐにすすいでください。

【ドライヤー】

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お風呂から上がったら、優しくタオルで水気をとりましょう。ゴシゴシと力一杯タオルで髪をこすることはもちろん、NG行為。また、長時間濡れた髪を放置することはやめましょう。濡れている髪の放置時間が長いほど、髪から水分が逃げていると思って下さい。

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手グシで軽く髪を整えたら乾かしましょう。ドライヤーを至近距離であてているという方は、要注意です。髪が火傷してしまっている可能性がありますよ。ドライヤーは100度以上髪の温度を上げてしまいます。15センチ以上、髪とドライヤーを離すことで、髪を火傷させること無く乾かすことができます。以上でが正しい髪の洗い方です。するとしないでは、こんなに仕上がりが変わってきますよ。

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→【より時短・よりキレイに】ドライヤー選び&使い方はこちらで。

ワンランク上の髪の洗い方。シャンプーの界面活性剤をチェック

より一層、髪の洗い方にこだわりたい方は、界面活性剤でシャンプーを選んでみませんか?シャンプーの裏面の「成分欄」って見たことあるでしょうか。シャンプーは水と界面活性剤が主成分です。余分な皮脂や汚れを落とすために界面活性剤はシャンプーに不可欠なのです。

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成分表の先頭に水、次に書かれている成分が界面活性剤であることが多いでしょう。界面活性剤にも様々な種類があるのですがドラッグストアで販売されているもののほとんどがこんなものかと思います。「ラウレス系」や「スルホン酸系」とよく呼ばれている種類ですね。

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「ラウレス系」や「スルホン酸系」の界面活性剤は安価で生成できて、汚れを落とす能力も高いです。ただ、洗浄力が強すぎて、頭皮に必要な油分まで洗い流してしまう恐れがあるのです。頭皮が弱く、フケが出やすい体質に人はあまり使わないほうがよいですね。油分は頭皮を適度にコーティングして雑菌から守ってくれるのです。

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「ラウレス系」や「スルホン酸系」を避けるだけでもシャンプーはかなり選びやすくなると思います。赤ちゃん用のシャンプーにも使用されているような「ココグルタミン酸系」の界面活性剤も増えてきました。程よい洗浄力のシャンプーが今人気ですよ。ちなみに「無添加」「オーガニック」といわているシャンプーでも洗浄力の強い界面活性剤を使用している場合があります。成分表を見てみないと、本当に髪に優しいシャンプーなのかは分からないです。

→【ノンシリコン=髪に良い?】意外と知らないノンシリコンシャンプーの実態についてはこちら。

まとめ

いかがでしょうか。

いえーいゆか

・髪の大敵は摩擦。濡れている髪は特に傷つきやすいため要注意!

・ブラシやお湯で汚れを取ってからシャンプーしよう。徹底的に摩擦を避けることがポイント。

・シャンプーの界面活性剤をチェック。髪に優しいシャンプーで、優しく洗い上げよう。




髪って濡れているときが一番繊細な状態なんですね。そうとは知らず、長年乱暴に扱っていた私です。もっと早く正しい洗い方を実践していればよかったなぁ。私、髪がキレイな人はお金をかけてケアしているのかと思ってました。でも、毎日の何気ないところから工夫している人こそ、髪のキレイな人なのかもしれませんね。