余ったシャンプー、どうしてますか?

今使っているシャンプーが「なんとなくシックリこないんだよなぁ」とモヤモヤすることありますよね。でも今のシャンプーを使い切らないといけないという使命感もあって、どんどんモヤモヤが溜まっていく・・・なんていう経験ありませんか?もはや惰性でシャンプーをつかうという有様(笑)

ただいまシャンプーを余らせて困っているという方に朗報ですよ。そのシャンプー、まったく別の用途で使えます。思い切って新しいシャンプーを買っても何ら問題はありませんよ。季節に合わせて、気分に合わせてシャンプーを変えてみるなんていう贅沢使いも夢ではないかも。

巷でよく聞く「余ったシャンプー活用方法」を二つ、実験を交えてご紹介したいと思います。今回の実験を通して私もビックリしました。実験が楽しくて、ついつい今使っているシャンプーをたくさん使ってしまいましたよ(笑)

【活用術その1】余ったシャンプーで化粧用具をキレイにしよう

毎日使っているファンデーションのパフなど、定期的に洗浄していますか?パフを毎回買い換えたり、専用の洗剤を買うのはあまりお財布に優しくありませんよね。でも肌に直接触れるものは清潔にしておきたい。

なんと、化粧用具もシャンプーできれいにすることができます。今回、ファンデーション購入以降洗っていないという母のパフをきれいに洗ってあげることにしました(笑)

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早速、パフにシャンプーを垂らします。写真は少々多めになってしまいましたが、シャンプーは数滴垂らす程度で充分かと思います。シャンプーを垂らしたら後はお湯でパフをもみ洗いするだけです。

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今回は洗面器にお湯をためて、その中でもみ洗いしてみました。どんどん出てくる汚れにビックリです。洗面器に皮脂やファンデーションが浮いている様子が分かるでしょうか。洗った後は陰干しして完了です。さて、洗浄前と洗浄後で並べて見ましょう。

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パフの色が明るくなったのが分かりますよね。元々はこんなに明るい色のパフだったんですね。母も喜んでくれました。乾いた後も、パフからはあまりシャンプーの香りはせず、いつも通り使えたとのことでした。パフだけでなく、チークブラシなどのブラシも同じ手順で洗浄できますよ。私はあまりブラシを使っていないので今回はパフの洗い方のみの紹介とさせていただきます。

【活用術その2】余ったシャンプーで洋服の汚れを落とそう

シャンプーで洋服の汚れが落ちると聞くとちょっとビックリですよね。私は今回の実験以降、主にシミ落としとしてシャンプーを活用しています。その驚きの実験結果をどうぞご覧ください。

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服に醤油が飛んでしまって、お気に入りの白シャツを汚した経験はアルアルですよね(涙)今回の実験では思い切ってTシャツを醤油まみれにしたいと思います。大胆に醤油を洋服にかけるって、何とも言えない罪悪感がありますね・・・。

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この醤油まみれになったTシャツがシャンプーだけでキレイになるのか実験スタートです。更に、醤油をつけた直後にすんなりシミがおちるのは当たり前なので、ドライヤーで乾かしてから洗います。

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次は洗う準備です。洗面器や洗面台にお湯を張りましょう。お湯の温度は40度程度で問題ないです。お湯を張ったらシャンプーの出番ですよ。2~3プッシュお湯へ落とし入れて、手でお湯全体を軽くかき回します。こんな感じになればOK。

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そこにTシャツをそのまま投入。もみ洗いやゴシゴシこする事も一切せずに、30分間浸けておきます。

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浸けること、30分。Tシャツをお湯から取り出してみました。

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お湯が醤油で茶色く濁っているのが見えますか?最後によくTシャツをすすいで脱水すると、こうなります。

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何事も無かったかのように、シャンプーだけでシミがキレイになってしまいました。他の部分に汚れがうつっていることも無いです。乾かした後も醤油に臭いは一切無し。Tシャツからはシャンプーの香りがかすかにする程度です。

ちなみにTシャツのさわり心地も柔らかく仕上がりました。部分的なシミ落としにも効果はバツグンということですね。シミ落としにシャンプーが活用できるなら他にもこんな使い方はいかがでしょう。

【襟汚れ】例えばワイシャツの襟汚れに1プッシュ垂らして洗濯機へ入れていつも通り洗濯してみて下さい。ただ洗濯機に入れるだけだと、襟汚れってなかなかキレイに落ちないですよね。シャンプーをつけたことによって、襟汚れがキレイに且つ柔らかく仕上がります。

【下着】洗った後のさわり心地も柔らかく香りも良いので、下着を手洗いするときにシャンプーを使ってみるのはいかがでしょう。今回の実験のようにお湯にシャンプーを2プッシュ程度入れてお湯をかきまぜ、下着を入れて浸けておくだけという簡単な浸け置き洗濯です。好きなシャンプーの香りであれば、下着にも好みの香りをつけることができますよね。

【どうして?】シャンプーは水と界面活性剤でできているから汚れが落ちる

今まで紹介した二つの活用方法は「洗浄すること」でした。どうしてシャンプーは髪以外の洗浄にも効果的なのでしょう。その秘密は「界面活性剤」にあります。水と油のような混ざり合わない成分同士を性質を変化させることができる物質をまとめて「界面活性剤」と呼んでいます。

実はシャンプーの主成分は水と界面活性剤なのです。成分表を見てみると一目瞭然。シャンプー本体の裏面やシャンプーメーカーのホームページで成分を確認することができます。

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シャンプーの成分を見てみると「水」が先頭に書かれていることが多いです。次に書かれているのが「界面活性剤」であることが多いですね。成分は多く使われている順番で表記されています。ラウレル硫酸Naやポリオキシエリレンラウリルエーテル硫酸アンモニウムなどなど、これらは界面活性剤の名前です。

シャンプーには「陰イオン界面活性剤」や「非イオン界面活性剤」という種類が使用されていることが多いです。「陰イオン界面活性剤」や「非イオン界面活性剤」は油と水を混ぜ合わせる力に優れていて、汚れと水を混ぜ合わせ洗い流しやすいくできるのです。

さて突然ですが、うちにあった各種洗剤をかき集めてきましたので、同じように成分表を確認します。シャンプーの成分と洗剤の成分を比較してみるとおもしろいことが分かります。

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食器用洗剤から洗濯用洗剤、シミ落としに使う漂白剤、オシャレ着用の洗濯洗剤まで様々。そして、どれも成分のところを確認すると「界面活性剤【高級アルコール系(非イオン)】」など「界面活性剤」と書かれています。ご自宅の洗剤の成分表を見てみてください。こんな感じで表記されています。

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写真は、オシャレ着用の洗濯洗剤とシミ落とし用の漂白剤の成分表です。この赤い印、どこかで見た名前。そう、シャンプーにあった成分と同じ種類の界面活性剤が使われていたんです。

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シャンプーの界面活性剤と同じ種類の「陰イオン界面活性剤」や「非イオン界面活性剤」が使われている洗濯用洗剤、実はとっても多いんです。これならシミ汚れがシャンプーだけですんなり落ちるのも納得。シャンプーで洋服のシミが落とせた理由は界面活性剤の種類が洗濯用洗剤と同じだからだったんですね。

この説明を聞くと「界面活性剤で頭を洗うなんて体に悪そう。やっぱりオーガニックシャンプーにしよう!」と言う方もいるかと思います。ですが残念ながら界面活性剤不使用というシャンプーを手に入れるのはとっても難しいです。

ちなみに「オーガニックシャンプー」「植物由来シャンプー」といえども、植物から抽出できる成分で界面活性剤を作ってシャンプーにしています。昔から、界面活性剤は私たちの生活と切り離せない程身近なものです。メーカーでのテストのクリアした商品が販売されている訳ですから、市販のシャンプーも安心して使って問題ないでしょう。

→【使い方次第でウルツヤ】正しく使おうシャンプー使用法、詳しくはこちら。

まとめ

いかがでしょうか。

いえーいゆか

・余ったシャンプーはお風呂場以外でも使い道はある。

・化粧用具や洋服の洗浄にもシャンプーは大活躍!

・シャンプーに使われている界面活性剤は汚れを落とす力に優れている。


シャンプーって使ってみないと使用感が分からない、一種のギャンブルだと思います。シャンプーも「試食」のように「試し洗い」ができればいいのになぁと、私はよく思います。でも、洗髪以外にシャンプーが使えると分かれば、思い切って色んなシャンプーを買ってみることができますよね。