デジタルパーマよりもエアウェーブの方が髪に優しい?

E-20
一言で「パーマ」といっても、今は様々な種類があります。美容院のメニューを見ても種類が多すぎて迷ってしまいますよね。

中でも今、デジタルパーマと同じくらい人気が上がっているパーマがあります。それがエアウェーブです。

エアウェーブのメニューを見てみると「髪に優しい」「髪が傷まない」といった文字が目立ちます。髪に優しいパーマってとても魅力的です。デジタルパーマよりもエアウェーブの方が髪が傷まないのでしょうか。実は誤解も多いエアウェーブ、正しく理解して髪に合ったパーマをチョイスしましょう。

【特徴】エアウェーブは髪に傷まないって本当?理由は?


ずばり、エアウェーブは「ふんわりとボリュームのあるカールが出せる」ということが最大の特徴。パーマである以上、髪がまったく傷まないとは言いにくいですね。エアウェーブは主に「髪のボリュームを出したい」「ふんわりしたボブスタイルを楽しみたい」という方向きのパーマなのです。

D-40
元々髪が細いと、ボリュームアップさせるのも大変ですよね。またはボブヘアーをふんわりとキレイにスタイリングするって難しいと思います。そんな方に合っているのがエアウェーブなのです。

一方デジタルパーマの特徴は「くっきりとしたカールが長持ちする」こと。エアウェーブよりも高温での処理になるためよりはっきりくっきりしたカールが長く楽しめるんですね。

実は「エアウェーブ=髪が傷まないパーマ」と勘違いしている方も多いですが、エアウェーブの特徴は違うところにあったんですね。では、どうしてエアウェーブはこんなに注目されるようになったのでしょうか。

それは、デジタルパーマにはできなかった「根元へのアプローチが可能になったら」だと思います。デジタルパーマは長持ちする分髪の傷みも強く、高温での処理があるため髪質に合う、合わないが大きく分かれてしまっていたのです。

デジタルパーマの一番大きな目的は、一回のパーマでカールを長持ちさせること。ですが、髪にボリュームの出にくい猫っ毛、細い髪質だとデジタルパーマの熱やダメージに負けてしまうことも多かったのです。しかもデジタルパーマに使われる機械はかなり熱くなるため、髪の根元にはパーマを当てられず、ボリュームアップしたい方の希望に応えにくいというデメリットもありました。

E-39
そこへエアウェーブが登場し、デジタルパーマでは叶えられなかった「ボリュームアップ」「ショートヘアへの施術」が可能になったのです。エアウェーブはデジタルパーマのような高温での処理はありません。温かい、お風呂程度の温度の風を髪に吹き付けることでウェーブを作っていくのがエアウェーブのメカニズム。

だから髪の根元への施術も可能となり、ボリュームアップをしたい髪の細い方もパーマが楽しみやすくなりました。更に低温だからこそふんわりとした質感のパーマヘアができるのです。エアウェーブの人気の秘密は髪が傷まないことではなく、デジタルパーマではできなかったことができるようになったからだったんですね。

しかも、デジタルパーマは何度もかけ直せばパサパサと髪が乾燥しやすくなってしまうというデメリットもありました。ですが、エアウェーブはデジタルパーマよりもチリチリ感やパサパサ感が出にくいので、パーマをかけ直しても髪の傷みが目立ちにくくなります。

つまりエアウェーブは、デジタルパーマ程髪が傷まない、ふんわりボリュームアップしたい女子向けのパーマだということ。特に髪がぺしゃんこになりやすい、ふんわりとしたボブヘアーが楽しみたい方にはぴったりなパーマだったのですね。

e-94
そもそも、パーマに「まったく髪が傷まないもの」なんて無いといっても過言ではありません。パーマをかけるとは髪の成分を一度壊して、強制的にクセをつけるということ。人間の体で例えると一度骨折をさせて、今まで曲がらなかったところまで、ぐいっと曲げてしまうようなものなのです。ちょっと痛々しい例えになってしまいましたね。

とにかく、パーマをかける以上は髪の傷みをケアすることは必須。パーマをかけたからスタイリングが楽になる、お手入れもしなくて良いということではないのです。むしろ今までよりも念入りにヘアケアするようにしましょうね。

【びっくり】デジタルパーマをかけたらエアウェーブがかけられなくなる!?

B-36
さて、中にはエアウェーブからデジタルパーマに切り替えようとする方も多いようですね。ですが「この髪ではデジタルパーマはかけられません」と断られてしまうこともあるようです。反対に「デジタルパーマをかけたのならエアウェーブはかけられません」と言われてしまうことも。

今までデジタルパーマをかけていた人が、エアウェーブをかけることはできないのでしょうか。また、一度エアウェーブをかけるともうデジタルパーマをかけられなくなってしまうのでしょうか。

f-4
ご安心いただきたいのは、デジタルパーマもエアウェーブも、パーマの種類を切り替えることが絶対できなくなるということではありません。エアウェーブからデジタルパーマへ、デジタルパーマからエアウェーブへの切り替えは可能。ただし、時間がかかってしまうだけです。

特にデジタルパーマをかけると、パーマをかけた部分をカットするかパーマをしっかり落とすまでは他のパーマへ切り替えることは難しいでしょう。なぜならデジタルパーマが強すぎてエアウェーブの質感が出にくくなってしまうから。もしくは、髪が傷み過ぎてしまうからという理由もありますね。

デジタルパーマはかなり形状記憶力の高いパーマのため、縮毛矯正のような強い施術を加えないと落とすことが難しいのです。ですから、デジタルパーマをかけてまだ半年も経ってないうちにエアウェーブなどのパーマをかけるとなると、うまくかかりにくいんですね。

一方、エアウェーブをしていてデジタルパーマへ切り替えたい場合も半年程度は期間を空けた方がGOOD。パーマをかけた部分のダメージがまだ残っていて、デジタルパーマをかけるとチリチリとした髪になってしまう恐れがあるのです。

E-9
髪をキレイに残そうとする美容師さんは、短期間でパーマを何度もかけることを嫌います。特に数か月以内にパーマをかけたというお客さんへの施術は慎重になるでしょう。だから初めての美容院ではカウンセリングの時間がたっぷり設けられているんですね。

髪を傷めずに、短期間でパーマの種類を切り替えるなら「思い切ってパーマ部分をカットする」か「パーマが自然に落ちるのを待つ」のどちらかをチョイスした方がいいでしょう。スタイリングを楽しむためには傷みの少ない状態を保つことは大切。普段のお手入れで余計に髪が傷まない様気をつけながら、ゆっくりとパーマを楽しみたいものですね。


→【縮毛矯正にデジパ、よく分からない】今更聞けない、パーマと縮毛矯正の関係!詳しくはこちら。

まとめ

いかがでしょうか。

いえーいゆか

・エアウェーブは「ふんわりとボリュームのあるカールが出せる」ということが最大の特徴。エアウェーブは主に「髪のボリュームを出したい」「ふんわりしたボブスタイルを楽しみたい」という方向きのパーマ。


・エアウェーブはデジタルパーマのような高温での処理は無い。だから髪の根元への施術も可能となり、ボリュームアップをしたい髪の細い方もパーマが楽しみやすくなり人気になった。


・エアウェーブからデジタルパーマに切り替える場合、その逆の場合も、半年程度期間を空けてから行おう。髪が傷み過ぎてキレイにパーマがかからないことが考えられる。



ただ何となく、周りに多いからという理由だけでパーマの種類を選ぶのは失敗の元です。できればそれぞれのパーマの特徴、メリット・デメリットも踏まえてパーマが選ぶことがベストでしょう。髪質をよく理解してくれている美容師さんとよく相談しながら、キレイなパーマを楽しんでくださいね。