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出会いはホームパーティ。お菓子で意気投合

私はある職場の先輩が開いたホームパーティで、ある美容師の男性と知り合いました。一目彼を見たときから、私は「かっこいいなぁ」とキュンキュンしてしまったのです。

美容師さんの見た目は清楚で、私より年は1つ上、何より私と「お菓子の好みがほぼ一緒」というところから意気投合。私と彼は、その日のうちに連絡先を交換して、それから毎日連絡を取り合っていました。

そして、彼は私の住んでいる部屋からすぐ近くの美容院に勤めていて、「何かあったらおいでよ」と気軽に誘ってくれたのです。このころ私は、パーマをかけようかと思っていました。

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ですが、私は知り合いの男の子に髪を触られるのが恥ずかしくて、普段から行きつけの美容院でパーマをかけました。カットしてもらったり、シャンプーしてもらうときって、かなり距離が近くなります。好きな人にカットしてもらうってちょっと勇気がいりますよね。

パーマをかけた私を見て、彼から連絡が・・・

パーマをかけた私は、写真をSNSに載せてみました。すると彼から「俺がパーマかけたかったー」と連絡がきたのです。ちょっと子供っぽい駄々のこね方にキュンキュンしたのですが、私は「また今度ね」と返信するのがやっとでした。なかなか素直に「じゃぁお願い」とかわいく言えないんですよね、私って。

それから数か月後、だいぶパーマがとれてきので私は「今度は縮毛矯正をかけてみようかな」と考えていました。ふと、彼にお世話になろうと思っていたのですが、やっぱり恥ずかしくて違う美容室へ行ってしまいました。もちろん、彼には美容院へ行くことすら言っていません。

ですが前髪の長さがどうも気に入りません。自分で切るのも億劫だったので、思い切って彼に連絡を取ってみたのです。

翌日、心配ていたら、朝一で彼から連絡がありました。「10時半ちょっと前に美容院へおいでー」と言ってくれたのです。支度した私は、すぐ外に出ようとしました。

すると外は台風上陸中。雨が叩きつけるように降っていました。いったん行くのをやめようかとも思いましたが、彼が待っている姿を想像すると行かずにはいられなかったのです。

隣のスーパーで私と彼の好きなお菓子を差し入れとして買って、ザバザバと水をかき分け美容室へ向かいました。

台風にも負けず会いに来たよ!彼の笑顔で疲れも吹き飛ぶ

やっとの思いで美容院に到着した私。カランコロンと戸が開く音とともに入店すると、先に来ていたお客さんの接客をしていた彼がいました。

ですが、いるはずのオーナーさんご夫婦がいません。今日は雨のためか予約が彼のお客さんしか入っていなかったようです。

「ちょっと待っててくださいね」と先客の方に告げると、彼はこっちに向かってきて「この雨の中来てくれてありがとう、これタオル使って」とタオルを出してくれエスコートしてくれました。

仕事モードの彼に私はもうメロメロ。でも私は「やっぱり来るんじゃなかったな」とつい憎まれ口を叩きたくなるんですよね。本当、自分で言うのもあれですが、素直じゃない。

お客さんが帰って美容院は彼と私の二人きりになりました。もう夢のような時間でしたね。ここで思い切って告白してしまおうかとも考えたのですが、シャイな私にそんな大胆なことできるわけありません。

結局彼と私は毎日連絡を取り合いながら、たまにカットをお願いするだけの関係。恋愛には一向に発展しません。もう、これから先どうやってアプローチすればいいのか分かりません。あぁ、台風のあの日、やっぱり告白しておけばよかったなぁと後悔している今日この頃なのです。

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