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癖が強い!嫌な予感が胸をよぎる・・・

私がまだ10代の頃の話です。当時高校生だった私は、急に髪を切ろうと思い立ち、いつもの美容室に予約の電話を入れました。でもその日は日曜日ということもあって、残念ながら当日は予約でいっぱいとのことでした。なので私は軽い気持ちで新しく近所にできた美容室に行ってみることにしました。

外観はオシャレな感じでしたが、店内に入ってみると何だか嫌な予感が。にこやかに迎えてくれたスタッフの方の髪型がすごく奇抜で、正直苦手な髪型でした。

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とはいうのものの、何となく帰れない雰囲気だったので、私は前髪だけ切ってもらうことにしました。鏡の前の椅子に座ったら、「どんな感じにします?」と聞かれました。私は身ぶり手ぶりを交えながら、こういう風に前髪を切ってほしいとお願いしました。

ほらね、やっぱりじゃん私!私の予感!

今思えば、お店に入った時に直感にしたがって帰っておけば良かったんです。自然な感じにとお願いしたのに、日本人形のように一直線に切られてしまいました。さらに悲しいことに、こめかみ辺りまで深く深く・・・。

ああ、大失敗です。自分で切るより酷い。もう泣きそうでした。というよりも、涙が出ました。モデルさんだったら似合う前髪かもしれませんし、独創的といえば、そうかもしれません。でも、私にとっては過酷な髪型でした。

結局、何も言うことができず、きちんと代金も払い「もう二度と行かない」と思いながら、その美容室を後にしました。あまりにも酷い前髪だったので、家族に見られるのが嫌で、着ていたジャケットで頭を覆って家に帰りました。

「それにしても、あの前髪はすごかったよね、隠しても無駄なのに頑張っていたよね」

兄はその前髪のことを今もまだ覚えているようで、時々話題に出してきてはククク・・・と思い出し笑いをしています。

信頼のおける「美容室」ならそうそうハズれません

その後、あまりにも酷い前髪に耐えられなくなった私は、自慢のロングの髪をショートカットに切ることにしました。いつもの美容室に行ったのですが、いつもカットしてもらう担当の美容師さんがその日は不在でした。

しかし私は「早く切ってこの前髪から解放されたい、楽になりたい」という思いが強くて、他の美容師さんでもいいやと頼むことにしました。今度はきちんとリサーチして、参考になりそうな髪型をいくつかピックアップして雑誌の切り抜きを持参していましたので。

イケメンの美容師さんは、「あー、ザックリいっちゃってるね!自分で切ったの?」と驚いた表情をされていました。ショートカットに切る以外に方法がないかと尋ねてみたのですが、「んー、ないんじゃないかな」と。

そして、私の話を聞いて「かわいそうに、大変だったね」と同情してくれました。今度は失敗なく切ってもらえました。初めてのショートカットは、意外にも周りに評判が良くて、それだけが救いでした。

いつもの美容師さん以外の人に頼むという、またしてもギャンブル要素の強いカットとなりましたが、うまくいってよかったです。美容師さんの雰囲気から、店の癖を見抜くことはできそうですね。

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