臭い、ベタつき、フケ・・・つきない頭皮の悩み

一日の終わり、何だかや髪からイヤな臭いがするなんていう経験、あるでしょうか。実は今、頭皮の臭いに悩んでいる女性が急増中。

臭いだけではなく、頭皮がベタつく、髪までコシが無くなってきた、薄毛が気になり始めたという20代30代女性は私の周りでも確実に増えていますね。しっかりお風呂にも入っているのに臭いやベタつきが取れないなんてショッキングです。

このベタベタや臭いはずばり頭皮の皮脂が原因です。多少の皮脂なら頭皮を守ってくれるのですが、過剰に分泌されると悪さをしてしまうという厄介者。

こういった頭皮の悩みを解決しようとしたとき、すぐに思い浮かぶ解決策は「とにかくよく洗う」ということかと思います。ただ、頭皮の悩みの元ってけっこう根深いもの。洗うことだけではなかなか解決されません。

よくあるNG頭皮ケアから、頭皮の臭うメカニズム、ベタベタ頭皮を回避する方法を考えてみました。じっくり、そして確実に頭皮の悩みを元からやっつけましょう。

【逆効果】ありがちNG頭皮ケア!

多くの方が最初に行う頭皮ケアはこんな感じ。でも中には逆効果となる習慣もあるのです。

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・シャンプーブラシで頭をゴシゴシ洗う。

・洗浄力の高い男性用のシャンプーを使う。

・オイルで頭皮をパックする。

・シャンプーの回数を増やす。一日に何度も入浴する。


実は、この4つの頭皮ケア、逆効果になることがあります。何より頭皮ケアで大切なのは「バランス」なのです。洗いすぎ、脂の取り過ぎ、やりすぎは禁物。

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まず頭皮のトラブルが起きたとき、まずは「頭皮を傷つけない」ということを心がけましょう。シャンプーブラシは頭皮を傷つける恐れのあるアイテムなので要注意です。

頭皮は皮膚の中でもかなりナイーブな箇所。傷つくと、そこへ雑菌が入り込み炎症を起こすこともあるんですよ。頭皮の臭いやベタつき、フケで悩んだらまずは優しく洗うことを心がけて下さい。

→【頭皮スッキリならシャンプーブラシ?】購入前に知っておきたいこと、詳しくはこちら。

また、頭皮がベタベタするからといって、洗浄力の強い男性用のシャンプーを使うこともNG行為のひとつ。確かに皮脂をごっそり洗い流してさっぱりしそうなイメージがありますが、男性用の商品には手を出さないようにしましょう。

男性と女性の頭皮のメカニズム、皮脂の質はかなり違います。男性は皮脂量が多く、洗浄力の強いシャンプーが多いです。ですが、女性にとっては男性用のシャンプーは刺激が強すぎます。なぜなら頭皮に必要な皮脂まで洗い流されてしまうから。

ホルモンバランスや皮脂の量が違うからこそ、シャンプーは男性向けの商品と女性向けの商品で分けられているということですね。皮脂はとにかく洗い流せば良いということではなく、バランスが大切なのです。

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この「頭皮のバランス」「皮脂のバランス」を崩す原因となる行為に「オイルパック」や「過度な洗髪」があります。頭皮へのオイルパックは余計に頭皮に油分を与えると逆効果になることもありますし、朝と夜にシャンプーをすると更に頭皮環境が崩れてしまうこともあるのです。

確かに、天然のオイルを頭皮に塗り込むことで頭皮を保湿する方も多いです。ただ、頭皮環境は人それぞれ。友達が頭皮にオイルをつけてケアしているからといって、あなたにも効果が出るかどうか試すことはギャンブル性が高いと言えるでしょう。

オイルを使った頭皮クレンジングが話題!試す前に考えよう

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とはいえ「頭皮クレンジング」が流行っているように、オイルを活用した頭皮ケアはかなり注目されています。ホホバオイルやココナッツオイル、椿油、中にはクレンジングオイルを使う方もいるそうですね。

そもそも頭皮クレンジングってどんな方法で、どういった効果があるのでしょう。一言でいえば「アブラでアブラを洗う」という感じです。

オイルの力で頭皮の皮脂を浮き上がらせて、ごっそり洗い流してしまおうという「アブラでアブラを洗う」方式。お化粧のクレンジングと同じような方法・効果なので頭皮クレンジングと呼ばれているのでしょう。

方法もまさに顔のクレンジングと同じ。乾いた頭皮にオイルをつけて、洗い流すのです。

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確かに、クレンジングは頑固なマスカラやアイラインも洗い流してくれますから、頭皮にも効果が高そう。乾燥肌の方にとっては良い保湿にもなりそうですね。ただし、一目散に頭皮クレンジングを試すのは危険とも言えます。

特に、頭皮がベタベタする、フケがしっとりとしたタイプである、頭皮にかゆみがあるという方は頭皮クレンジングはちょっと危険。中にはオイルによって更に症状が悪化することも考えられるのです。

【頭皮クレンジング難易度MAX】オイルは素人には難易度の高いアイテム!ポイントは量とすすぎ方

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最初にも書きましたが、頭皮ケアには「バランス」が大切。油分の摂り過ぎは頭皮のバランスを崩す原因にもなります。

特に、なぜオイルを使ったクレンジングがベタベタ頭皮に合わないかというと、油が劣化して更なる炎症や臭いを発生させる可能性が高いから。例えば古くなった植物油って独特の臭さがありますよね。古い油で揚げた天ぷらやフライドポテトは何だか臭くておいしくありません。

あの油臭さは「油の劣化」が原因。オイルが頭皮についてうまく洗い流せなかったりすると、頭皮の油分がどんどん劣化して臭くなるでしょう。頭皮につけるオイルの量や、しっかり洗い流すって素人には意外と難しいのです。

反対に、オイルの力で頭皮の皮脂を根こそぎ洗い流せたとしても、頭皮の臭いやベタベタがひどくなることもあるからまた難しいところ。皮脂がまったく頭皮からいなくなってしまうというのは、頭皮にとって「異常事態」と認識されてしまうことがあるのです。

頭皮に皮脂が無いと、頭皮は更に皮脂を作り出してまたベタベタ頭皮に。頭皮の皮脂を全て取り除くということは、いつまでたっても頭皮の環境が改善されないという悪循環が発生することも考えられるのです。

つまり、頭皮クレンジングでオイルを使うということはちょっと素人には不向きということ。使用する量やすすぎ方もなかなか難しい。メリットもあるのかもしれませんが、リスクも大きいのです。

これぞホントの頭皮ケア、まず頭皮環境を整えよう

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それでは頭皮のベタベタや臭いが気になり始めたら一体何から始めたら良いのでしょう。ポイントはやっぱり「バランスを整える」ということ。まずはシンプルなことから始めましょう。

大切なのは頭皮のチューニング機能を元に戻してあげるということなのです。「皮脂の出過ぎ」「洗いすぎ」という「過剰」なものを減らし、頭皮をちょうど良い状態に戻してあげることが何よりの頭皮ケアになります。

元々頭皮は自分で健康な状態を保とうと、頭皮環境を日々調整しています。頭皮には自分で自分を治してあげる能力があるのですね。そんな頑張っている頭皮に、必要な栄養を送り込んであげたり適度に清潔を保ってあげて「お手伝い」をしてあげましょう。

【食事で頭皮を助けよう】牛肉やナッツよりも、野菜と鶏肉

ずばり、食事を考えることは頭皮環境を整える上でとても大切なこと。例えば、脂が出やすくなる食べ物と、脂の量を抑制する食べ物があったら「脂を抑制する食べ物」を選ぼうということです。

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中でも、女子が大好きな【ナッツ・アボカド・オリーブオイル】は脂質が多く含まれており、皮脂の分泌を促してしまう食べ物です。一見ヘルシーに見えますが、実は要注意な食べ物だったんですね。

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更に私も大好きな【バター・クリームチーズ】も食べ過ぎると皮脂が増えてしまう食べ物のひとつ。クロワッサンなんていくれでも食べられる気がするのですが、食べ過ぎは厳禁ということですね。他にも魚卵である【イクラ・ウニ・タラコ】も控えたほうがいいです。

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それでは何が頭皮を救う食べ物なのか。女性ならやっぱり【大豆食品】を食べておけば間違いなし。豆腐や納豆は女性ホルモンのバランスも整えてくれるのと同時に、頭皮の状態も改善する手助けをしてくれますよ。

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また、お肉なら牛肉ではなくて鶏肉を選ぶとGOOD。鶏肉にはビタミンも豊富で、頭皮の環境を改善するにはもってこいの食べ物です。もちろん、ビタミン豊富な緑黄色野菜も外せませんね。

こう考えてみると「和食」は頭皮の環境を整えるのにぴったり。焼き鳥にお豆腐、お味噌汁に野菜をたっぷり入れておけば栄養バランスばっちり。こうして献立を考えてみるのも楽しいですね。

【鉄則】一日一度、しっかり洗ってしっかり乾かす

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そして「適度に清潔を保つ」ということも欠かせません。「一日に2度3度髪を洗う」という「やり過ぎ」を避け最低限の洗髪で効率よく洗うのが大切ですね。シャンプーは夜、寝る前に一度行えば十分なのです。

→【パサパサなのは洗い方が間違ってる】正しいシャンプー方法で髪を守ろう、詳しくはこちら。

ちなみに、炭酸シャンプーは炭酸のシュワシュワが程よく、効率的に汚れを浮き上がらせてくれると最近話題ですね。美容師さんも炭酸シャンプーを愛用している方が多いと聞きました。また、一般的なシャンプーでも、よく泡立てることで髪にも頭皮にも優しく、効率的に汚れを洗い流すことができますよ。

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さて、続いて大切なのは「頭皮をよく乾かす」ということです。せっかくキレイに頭を洗っても、湿ったまま寝てしまってはでは意味がありません。お風呂上りは早めにドライヤーで髪を乾かしましょう。

更に具体的に言うと乾かすのは「髪」ではなく「頭皮」です。髪の根元、生際を中心に乾かすことで頭皮を清潔に保つことができます。頭皮が乾いてくると髪も自然と乾いてくるので一石二鳥。 

→【より時短・よりキレイに】ドライヤー選び&使い方はこちらで。

つまり適度に洗ってよく乾かす、これが頭皮の清潔に保つ鉄則ですね。栄養のあるものを食べて、お風呂に入ってしっかり髪を乾かしてから寝れば何だか体にも良さそう。

症状によっては速やかに皮膚科へ

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ただしこのような症状がある場合には自分でどうにかしようとせず、皮膚科へ相談しましょう。

・頭皮が赤くなっているところがある

・かゆみが増してきている

・髪の生え際、鼻の脇が脂っぽくなっている

これらは脂漏性皮膚炎の代表的な症状。塗り薬と飲み薬で脂の量を抑え、かゆみも軽減させるこで治療を進めていきましょう。

炎症を起こす前に、正しい対処をして元気な頭皮を取り戻したいですよね。炎症がひどくなっている方は早めに皮膚科を受診すること。「ちょっと気になってきた」という方は頭皮のメカニズムに合った正しいケアを心がけましょう。

まとめ

いかがでしょうか。

いえーいゆか

・頭皮を傷つけたり、過度に洗髪することはNGな頭皮ケア。

・頭皮クレンジングのようなオイルを使ったケアは、逆効果になる場合もある。

・頭皮のバランスを整えることを考え、まずは正しい食事と正しいシャンプー&ブローを心がけよう。



頭皮のコンディションは体質と同じように人それぞれ。友達と同じようにケアをしてもうまくいかないことはよくあります。自分の頭皮のコンディションを正しく理解して、オーソドックスなケアから始めてみることが意外と近道だったり。まずは栄養満点な食事と清潔な頭皮を保つことから始めてみてはいかがでしょうか。