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ブラック企業で戦う毎日、早く辞めさせて

今から9年前ぐらいの話なのですが、前職のストレスで円形脱毛症になりました。というのも前職は所謂ブラック企業。

一日のスケジュールとしては朝は家を6時台に出て八時前には会社について、夜は終電に間に合うか間に合わないかの時間まで仕事。家につくのは午前様で休みは年間100日あるかないかといった感じ。

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仕事内容も絶対ミスできない、発注業務と営業と配達フォローと倉庫業務、しかも雑務までこなすというハードな内容。更には使えない事務とバトり、ストレスも溜め体調を崩しました。辞める決意をし、退職願いを出すも認められず。

転職成功!でも新しい職場で早速事件です

半年近く幹部の引き留めにあい、楽な職場だからとほかの支店に転勤させられ、それでも辞めると伝えやっと辞められたのでした。そして一ヶ月後には転職先が決まり、新しい会社へ。

新しい職場で慣れない環境に悪戦苦闘する日々。そんなドタバタなある日職場の先輩に言われたのです。「頭、禿げてますよ。五百円だまぐらいの大きさに」と衝撃的な一言。

当然、気がついていない私はびっくり。先輩に位置を聞きつつ鏡で確認すると、見事なまでの円形脱毛。確かに最近抜け毛が多かったようなと感じていたのですが。

散々、更衣室でハゲ隠しをしてから事務所に行くと、時すでに遅し。上司に「お前、ハゲができたんだって?」とみんなの前で暴露されてしまいました。もう私の頭皮事情は社内に広まっていたのです。

ハゲを応援してくれた職場、治療もスムーズに進められました

職場中にハゲだと思われるのはショックでしたが、みんな「早く治るといいね」「病院に行った方がいいよ」と温かい言葉をかけてくれました。そしてその日以降、職場一体となったハゲ治療が始まったのです。

ハゲは最大10個まで増えて、増えるたび会社の人に報告。治療に皮膚科にいったと言えば、どんな治療をしたかを聞かれ、液体窒素を当てたといったら「怖いなぁ」と言われたり。

あと薬の話をしたとき、肝臓の薬をもらっているといったら呑兵衛の上司に「飲みすぎたときちょうだい」と言われたり。また、ハゲの状態を確認され「ぶつぶつしてるからもうすぐ生えるんじゃない?」と観察されたり。

もちろんハゲたのはショックでしたが、なんだか、見守られているようでちょっと楽しくもありました。何よりうれしかったのは「今日は皮膚科でーす」というと残業減らしてもらえたことですね。飲み会遅刻を容認してもらえたりしてラッキーでした。

しばらく皮膚科に通い、仕事に追われるうちにいつの間にか治りました。気楽に向き合うことが一番効果的なのかもしれませんね。ただ、今でもハゲがものすごく増える夢や、目覚めたらつるっぱげになってる夢を見ることがありますが。

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